ということで

安楽椅子探偵についていつになく、まじめに考えています。あ、安楽椅子探偵といってもドラマの方です。本当の安楽椅子探偵については、最近まったく考えていません。以下、ドラマを見ていない人、あるいは自力で解決したい人は読まないでください。読んでも何の役にも立ちません。
ということで、2ちゃんねるを中心にいろんな人の推理を読んでいるんだけど、気になる点が二つ。先ず一つ目。冒頭のシーンでマスクに帽子の男性がライター片手に立っている。この男性は本当に潮野卓也なのだろうか。このシーンの直後に転落している潮野卓也が佐多輝明によって発見されるが、同一人物である確証はない。というか、もっとも気になるのは、後に持ち物を返されたときにそこにライターがない点だ。まぁ、そんなものは落下したときになくしたと言えばすむんだけど。
さてもう一点。記憶喪失について。記憶喪失は村の人たちにとって、もちろん本人にとっても、予測できる範疇の事柄ではない。となると、もし2008年を2007年と偽っているのだとしたら、潮野卓也が目覚めて記憶喪失だと判明してからすべての計画を立てた、ということになる。ちょっと無理ないか?
綾辻、有栖川両氏となるとこの“予測できる範疇の事柄ではない”ってのをしっかりと使ってきそうな気がする。とまぁ、そんなわけで、犯人当てなんてものは考えるよりも作る方が100倍楽だ。