苦痛

一日遊んで帰宅する。テレビをつけるとたまたま「情熱大陸」が映った。そしてこれまたたまたま作家の桜庭一樹さんの特集だった。桜庭さんの作品は読んだことがない。だから以下は勝手に考えたことで桜庭さんがそうだというのではない。
ものを書くのが作家の仕事だがすべての作家が書くことを楽しんでいるとは思えない。これは書きたいもの以外も書かなくてはいけないと言うことではなく書くという行為自体を楽しんでいないということだ。作家には書くことが苦痛である苦痛型と書くことが楽しい快楽型がいるんじゃないだろうか。誤解なきように書いておくと苦痛型は書くことが嫌いなのではない。ただ書くという行為が苦痛なのだ。これは快楽型も同じで書くことが好きなのではなく書くという行為が楽しいだけ。
とまぁ、そんなことをふと考えた。なぜ考えたのかというと僕自身、苦痛型だからだ。