論理

サイコロを振って1の目が出る確率は1/6。これは何があってもかわりはない。だからサイコロを連続で6回振れば1回は1の目が出るはず。これは正しい。じゃあ、サイコロ数個を振って10の目が出る確率は、というとこれはわからない。だってサイコロの数がわからないからだ。何が言いたいのかというと確率には限界があるということだ。一方、論理。ロジックには限界がない。わからないことでも理詰めでいけばわかる、というような気がした。でもよく考えるとわからないことはわからないか。ロジックにも限界があるな。まぁ、限界があるからこそミステリーではある程度以上証拠がそろわないと犯人がわからない。わからないから物語、あるいは読み物として成立する。もし本当にロジックに限界がなくどんなことでも理詰めで考えていくとわかるというなら殺人が起こったあと延々と推理だけをして犯人がわかってしまう。なるほど、なるほど。
今年の仕事も明日で最後。明日も頑張ろう。