改めて

昨日は映画を見た関係で結局、ビリーの4日目ができなかった。というわけで一日飛んで今日が4日目。少し楽になってきたかな。いや、気分的になんだけど。
さて、昨日、見たキサラギの感想でも書くか。以下、ネタばれ有りな感じ何で未見の人は読まない方がいいですよ。
この映画、事前にいろいろと聞いていてけっこう期待して見に行った。さてその内容だがおもしろかったし、時間を感じさせないものだったのも確か。しかし、まぁ、多くの人がそうだったと思うんだがある程度まで話が進むとアレとアレがこう結びついてこういう結論になってあの人がこれであの人はこれか、というのがわかってしまう。この辺は難しいところであまり複雑にしすぎると見ている人間がわけがわからなくなってしまうし、簡単すぎるとつまらない。そういう意味ではなかなかいいバランス感覚だったんじゃないかなと思う。ただ、あの人が父親だというのは、確かに意外性は高いがちょっと無理があるな。早々に名乗り出ていればすべてうまくいったんじゃないかという気がする。もちろんそうできない理由はあったのだが。あと、いくらおっちょこちょいでもさすがに洗剤かサラダオイルかは一回まけばわかったんじゃないかな。まぁ、そんなこともわからないほどのおっちょこちょいだったというのならそれはそれで仕方ない。
他にも細かくつっこむべきところいくつかあるんだがまぁ、そんなことは些細な問題。作品としてのおもしろさをまったく損ねていないので気にしなくてもいい。
最後に監督が挨拶で言っていたのだが最後の水泳大会の映像を見ながら5人の男が踊るシーン。あれは午前4時に撮影していたそうで、振り付けをしたラッキー池田氏は踊っているのを見て泣いていたとか。いい映画でした。