う〜ん

天気のいい土曜日。こういう日ほど予定がない。ちょっと悩んでいたが結局、講演会に行くことにする。もちろん某大学でおこなわれる佳多山大地氏、麻耶雄嵩氏、大山誠一郎氏による講演会。某大学と書いたがまぁ、率直に言えば母校にして今の職場。学生の頃はあまり気にしなかったがやはり職員になるとこういうときはちょっと居心地が悪い。僕は仕事がないが他の職場は土曜も出勤。特に今日はオープンキャンパスもやっていたので知った顔が多い。数人に挨拶をするが“あれ、なぜいるんだ?”という顔をされる。
講演会は毎度のことながらぼちぼち盛況。関西はミス研が盛んなので各大学のミス研の人も来ていた模様。さて、講演の内容だが非常にマニアックな話だった。例えば「伏線」と「手がかり」は違うものだとか「犯人あて」と「推理クイズ」、または本格ミステリとは別のものなのか、とか。そういうマニアが喜ぶような会話が1時間半。30分ほどの休憩の後、質疑応答で1時間ほど。ひとつひとつの質問に丁寧に答えられてここでもコアな話が展開する。講演会の受付で麻耶氏、大山氏の著作を販売しており、講演会後にサイン会も行われる。ついでに、というと失礼だが、この講演会の恒例でもある来場した作家だが今年は我孫子さん、法月さん、小森さんだった。とまぁ、そんなことでいろいろと聞けて楽しかった。と、実は途中で少々、睡眠をとってしまい内容レポートというほどのことはできません、すいません。
講演会終了後、サイン会を横目に職場へ行く。休みなので誰もいない。目的は今月から始まったオンラインでの給与明細の確認。思ったより少ないと思い、よくよく計算すると出張に行った分が計算されていなかった。それを入れるとちょうどいいぐらい。
とまぁ、そんな感じでもう少しアレとアレがああだったら、ミス研作ってただろうなと思うとちょっと惜しい気もする。