宗教

新装開店したアミューズメント施設に行く。昨日書いた閉店した店の系列店だ。元々客の入りがいい店舗だったのだが改装してマンガ喫茶になった。もちろんゲームとかバッティングなんかは残っている。新装開店以来、まだ行ってなかったので行ってみた。その後、ペットショップに行ってぶらぶらしているとドッグフードの試供品をもらった。うちには犬はいませんけどね。
それはさておき、数日前に書いたが宗教ってのはその昔、科学でもあった。人間にとって理解できないが、それでも知りたいという欲求に答えたのが宗教だった。例えば死後のこと。普通の人間にとって地動説が正しいのか天動説が正しいのかそんなことはどうでもいい。それよりも死んだ後、どうなるのかってことの方が気になっただろう。でも死んで戻ってきた人なんていないんだから聞くわけにもいかない。でも気になる。結局、答えてくれるのは宗教しかない。その結果、出てきたのが仏教なら輪廻である。
さて、話を現代に戻してみよう。現代は−とりあえず−科学万能の時代。科学がすべてに答えを出してくれる。じゃあ、その科学に「人間死んだらどうなりますか」と聞いてみるとどんな答えが返ってくるだろうか。心臓が鼓動しなくなると人はタンパク質その他の固まりになるってぐらいが科学の限界じゃないだろうか。人が本当に知りたい死後の世界の有無ってのは科学では答えられない。結局の所、科学は具体性と立証性のある不可知論にすぎないンじゃないかな。言い方を変えると限界があり、万能じゃないってこと。その点、いい悪いは別にして宗教は万能。答えを出せない問題はない。いや、仏教以外の宗教については詳しいことは知らないので本当に万能かどうかは知りませんよ。仏教の場合、八大無記っていう答えを出さないものがある。これは答えられないんじゃなくて答えないってだけなんだけどね。とにかく、科学も哲学であり宗教だと思う。