えーっと

さてさて、ネタもないので引き続き二階堂氏関係で。時間があったので過去の日記にもさかのぼってみた。で、本格ミステリーの定義ってものを書いているところを見つけた。その定義自体はいいと思う。だって個人がこれが本格って定義をどのように決めたところで自由だから。ただその定義が絶対不変の真理でありすべてのミステリー読みがその定義に従わなくてはいけないというように−少なくとも僕はそう感じた−論じている点に問題があると思う。本格の定義だがたぶんこれは無理だと思う。ただまったく無理なんじゃなくある程度まではできるはず。例えば魅力的な謎と論理的な解明は必要、とか。で、これとこれとこれがあれば最低限、本格としての要素は満たしている。その上でじゃあこの作品はどうなのか、というとそこから先は各自の判断によると思う。ジャンルも本格という枠も大切だと思う。でも、職業作家にとってそれ以上に大切なのは売れる事じゃないのか?売れるといえば京極さんの新刊、発売日が決まったそうでまためちゃめちゃ売れるんだろうな〜。たぶん買うだろうが。