取り急ぎ

(2) 枝葉末節の言葉尻を捉えたり、揚げ足取りをしないでください。ってあなたですやん!って某人が今日の日記に書くに違いない!あ。関西弁じゃないか。熊本ではなんて言うんだ?

と、それはさておきついでなので今日も二階堂さんネタでいく。その前に昨日の日記に書いたことを寝る前に考えていたんだがちょっと言葉足らずだった。文献学をやっている僕から見ると思想の研究にのようなミステリー評論は曖昧すぎる、と書くべきだった。
で、今日の話なんだが最近、やっと本を読む気力が回復してきてだいぶ読めるようになってきた。それでもっぱら都筑道夫氏の本を読んでいる。今読んでいるのは都筑道夫コレクション『探偵は眠らない』なんだがこの作中でちょっとしたミステリー評論が展開される。もちろん都筑さんの考えを作中の人物が代弁しているんだが実は都筑作品にはこういった作中ミステリー評論が多々ある、と言えるほど作品を読んではになんだが。何が言いたいのかというと二階堂さんもホームページの日記で書かなくっても作中で展開すればいいじゃないかと思う。理由は推理小説作家だから。そうすれば論の途中で外野からごちゃごちゃ言われることもないだろう。それとちょっと長いけど『本格推理小説について議論をしたいのであれば、ポーから新本格推理に至る歴史や、いろいろな人が唱えている本格推理に関する定義などの代表的なものは理解しておくこと。また、1920年代から徐々に整備された本格推理小説のゲーム性や、それに付随する「フェアプレイ」のルールなどについても把握しておく必要があります。』ってそんな人間が何人、世の中にいる?またそんな限られた人間としか議論したくないならウェブじゃなく親しい人間とだけ楽しく話しておけばいいじゃないか、と思う。ちなみに、日記でさかんに攻撃している千野氏こと岩松氏という方はうちの母校の講師をされている。あと数年前の綾辻さんと有栖川さんの講演会で司会されていた。
いや〜、二階堂さんのおかげで日記のネタに困らなくっていいね〜。