さすがに飽きた

土曜日。昼過ぎに起き食事を済ませて二階に上がる。ここ最近の週末で予定のない日は論文を書いていることが多い。というのも5月に学会がありそこで発表するためのレジメを作成し、それが終わって一段落したら次は発表したものを論文にしなくてはならない。その締め切りが来週。そろそろ仕上げて送らないといけない。だからがんばって書いているんだがさすがに読むのに飽きた。ここまで発表のレジメの校正から今まで何十回と自分の書いた文章を読んでいる。何が書いてあるかがわかっている論文を繰り返し読むことほどつまらないことはないんじゃないかと思う。でも、そういってもさっさと仕上げないと締め切りに間に合わない。目標は月曜日発送。で、それが終わると次の学会の準備と論文を書かないと。こう書くとバリバリの研究者っぽいけど普段はそんなことない。まぁ、今年はがんばろうと決めた年だし仕方ないか。
それはさておき、昨日だったか一昨日だったか。ハサミを探して引き出しをひっくり返していると紙の束が出てきた。一番上には「フーダニット」と書かれていた。そう、約10年前に書いた原稿が出てきたのだ。当時はパソコンもなくワープロで書いていたんだが印字したのが感熱紙。そのためちらっと見た原稿の文字は薄くなっていた。内容は・・・、漠然と覚えている。覚えているがまぁ、世に出せるものではない。当時、京極夏彦とか綾辻行人の影響を受けていたのでそれっぽい事を書いた記憶がある。ちなみに舞台は吹雪の山荘。で、タイトルの通り犯人当て。まぁ、つたないながらもがんばってたんじゃないかな。あ、今気づいたけどもしかしたら初めてまともに書いたミステリーかも。
というわけで今日は久しぶりに暑い。やっぱ夏だな。