ここはやっぱり

ネットのニュースを見ているとどこだかの大学かなんかがスパコンを導入しただか公開しただか、とにかくそんなニュースがあった。で、記事を読んでいると家庭用PCの6万倍の処理能力があるとか。しかも何かが1.1ペタだとか。ペタって確かテラのひとつ上のはず。最近のHDD内蔵レコーダーは1TBだそうだが、もう数年すると1PBになるんだろうか。しかしそんなに撮るものあるかな?
それはさておき、トリビアの泉を見ていた。トリビアの種でお坊さんの好きな焼き肉のメニューはってのがあった。これはお坊さんはお肉を食べてはいけないはず、ということに基づいて調べられたようだが、はっきり言っておく。仏教においてお坊さんが肉を食べることは禁止されていない。誤解されるといけないので正確に書こう。自分が殺した肉、自分のために殺されたということを聞いた肉、自分のために殺されるのを見た肉(だったと思う)は食べてはいけない。しかしそれ以外は問題ない。
本来、仏教は在家の方から好意でいただいたものを食べて生活する集団だった。そのため、いただいたものの中に肉が入っていたからといって食べられないから他のものをくれとか捨てるとかいうことは絶対にできない。ただし、お酒は絶対に飲んではいけない。
さて、ではなぜ仏教では肉を食べてはいけにというふううに誤解が生じたのだろうか?これは仏教が中国に行き、中国で信仰されるようになったがその時に儒教の思想が混入したためだといわれている。儒教では「今食べている肉はもしかすると前世であなたの両親だったかもしれない」と考える、そうだ。
基本的に日本仏教というものにたいして否定的な人間だが今日だけは味方しよう。お坊さんは肉を食べてもいい。