長い!

目が覚めると快晴。雨とか曇りとか言っていたはずなのにと思いつつ準備をして家を出る。そう、今日は我が母校での講演会だ。講演者は笠井潔法月綸太郎巽昌章の三氏。
約束の時間より少し早めに約束の場所に着くとすでに根子さんが来られていた。大学近くで昼食を済ませ会場に行き席を取る。それから喫煙のお供で喫煙場所に行く。そこで色々と話しているといい時間に。さて、そろそろ会場に戻ろうかと思いふと見ると今回の講演会を企画されている先生とその後ろに講演者が。時間は講演開始10分前。実際に講演会が始まったのは予定よりも少し遅れて13時35分ぐらい。笠井さんが司会進行をされるとの大方の?予想を裏切りなんと法月さんが取り仕切る!軽いイントロダクションというか自己紹介のような、『容疑者Xの献身』を取り巻く問題についてというような感じで講演会が始まる。講演会の内容に関してはメモも取ったがここにはとてもじゃないが書ききれない。だって、講演会が終わったのが17時30分過ぎ。途中、休憩が一度あったが実に4時間にわたる講演会だった。休憩といえば、この時も喫煙のお供をしたのだがふと見るとすぐ隣の(といってもちょっと距離はあるが)ベンチでは笠井さんや法月さん、後、講演会を聞きに来ていた我孫子武丸さんなんかが話しながら煙草を吸っていた。おいおい、講演者なんだから控え室で煙草ぐらい吸っていただけよ、と思う。
講演会自体は非常に有意義でおもしろかった。もっとネタバレがあるのかと思っていたがそうでもなく、また笠井さんの話はもっと難しいのかと思っていたがそれほどでもなかった。おそらく凄く気を遣われていたんだと思うが。あと巽さんの話はわかりやすくおもしろかった。法月さんの話は・・・、いつも通りだった。でも司会という立場上あまり話されないのかとちょっと心配ではあったが時間がたつにつれがんがん話されていたので大満足。また『生首に聞いてみろ』の創作秘話?が聞けたのも収穫だ。
講演会終了後、京都駅に戻り本屋によりその後、根子さんとわかれる。全体として非常に有意義で楽しい一日だった。唯一の誤算は山倉さんが来なかったことだろうか。
いや、怒ってませんよ、ぜんぜん。
最後にミネルヴァの三巻が来月出るそうな。また探しに行こっと。

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身