MT

昨年末からMTを運転することになった。免許はMTでとっている。しかし近年の流れにより運転していたのはほとんどAT。なので少々、心配ではあったがしかしまったくMTを運転してなかったわけではなくまぁ、何とかなるだろうと運転してみた。と、なぜか普通に運転できる。エンストもしなければクラッチを繋ぐときにミスもしない。しかしそれでも少しの不安は常につきまとう。なのでよく知った道、つまりは京都市内からは出なかった。しかし今日、思い切って京都を出てみた。
で、行ってきましたシリーズ第7弾(ぐらい?)
MIHO MUSEUM | I.M.Pei 設計の美術館。古代エジプト,ギリシャ・ローマ,アジア等世界の優品と日本美術の優品を展示
滋賀県甲賀(「こうか」と読むようだ)市にある美術館ミホミュージアム。「日本の美 三千年の輝き−ニューヨーク・バーク・コレクション展」という特別展に惹かれて行ってみたのだが、これがもう一つ。決して悪くはない。しかしよくないんだ、これが。美術品、工芸品に特別詳しいってわけじゃないんだが仕事上、ちょっとだけわかる、事もある。で、見ているとほぼ素人の僕でも「これは・・・」という作品がいくつもあった。いや、単に僕に見る目がないだけなんだろうと思うが、しかし真贋はともかくあまり好きな作品じゃなかったのは確か。しかし特別展以外の、所謂、常設展はなかなかよかった。特に−単に好みの作品だったというだけだが−パキスタンガンダーラ仏はよかった。本場パキスタンでも見ているが、そこのものよりもきれいで、ここでもちょっと・・・?という作品もあったがでもよかった。
だが、この美術館の最大の魅力は建物自体じゃないかと思う。なんか高名な建築家が設計した建物だそうで、ものすごくいい。桜はまだ蕾みだったが満開になったら凄いだろう。しかしそうなると混むだろうと思い今日行ったわけだが。今思いついたがミステリーの舞台にしたらけっこう映えるかも。建物自体は美術館だがなんだかんだと手を加えて同行すれば中村青司の建てた建物として使えそうな気がする。
入場料1000円というのも他の美術館に比べると安いし今日、見ることができなかったものもあるようなのでまた機会を見つけて行きたいと思う。
さて、次はゴールデンウィーク大阪市立美術館に行く予定。これはこれで楽しみ。
とにかく、日差しもあり風は少々強かったが暖かな一日だった。楽しかった。