暖かな

暖かな一日だった。明日は天気が崩れるとか崩れないとか。しかし天気がいい日ほど家にいて外出したくなくなるのは何でなんだろうか?
さて安楽椅子探偵の解決編を見たのだがそれに関してプラスちょっとしたことを書いてみよう。興味のある方はどうぞ。
安楽椅子探偵だがロジックのほうはまぁ、問題ないだろう。二つの条件に該当しかつアリバイのない人物。そして数々の謎に関しても解き残し無し。解決編としては満点だろう。一つ問題があるとすれば犯人が所謂、登場人物表にないということだ。これに関しては作者のお二人もギリギリだと考えられているようだ。さて、まずこの件に関して書くと僕は反則だと考える。確かに問題編の冒頭の方からちゃんと作品に登場している。また犯人としての条件も満たしており、種々の問題をクリアーにするにも最適の人物だろう。しかしそれでも登場表というものは厳守すべきだ。それこそがフェアプレーじゃないだろうか。確かに嘘はないしルールも守っている。しかしルールの前の暗黙のルールも守ってるだろうか。暗黙のルールなんて人によって違うし守る必要はないという人もいるだろう。だが暗黙のルールを守れないなら番組そのものを無理してやる必要はないんじゃないだろうか。あるいは暗黙のルールが守れなくなったら作家はフェアプレーを主張してはいけないのではないだろうか。つまり犯人当てとはそれほどまでにストイックなものなんじゃないかと思う。だから今回の作品はミステリーとしてはいいできだが犯人当てとしては認めない。ってまぁ、単なる感想なんだが。
それはさておき、昨日の解決編を見ていて思ったのだがやはり、作者にとって都合のいい推論というのが多かった。これは常々感じているんだがミステリーにはよくあることだ。「明確なことは言えないが〜」というような感じのくだりがよくある。本当にフェアプレーならこういった作者に都合のいい推測というのも排除すべきである。
とまぁ、そういったわけで好き嫌い、いい悪いは人それぞれなのでどっちでもいい。なので感想を書いてみた。というわけです。