月曜日〜

月曜日ってのはやっぱり憂鬱だな。ただ、休み明けだからじゃないと思う。次の休みまで一番遠い日だから憂鬱なんだと思う。ちょっといいこと言ってないか?
何か書くネタがあって気がするんだがすっかり忘れてしまった。うーん、思い出せない。しかたない、昨日、見たキャシャーンでもネタにするか。と言うことで映画キャシャーン(正確にはアルファベットだがめんどくさい)を放送していたので見てみた。見ていてまず一番最初に感じたのは『キャシャーンてこんな話だったっけ?』というもの。というのは子供の頃にアニメで見ていたからだ。アニメの内容はほとんど覚えていない。ただキャシャーンには常に犬が付き添っていたはず。まずその犬がいない。で、時代設定もよくわからない。たぶんパラレルワールドで近未来なんだろうが近未来ってのは今のこの世界から見て近い未来であり、舞台がパラレルワールドとなると近未来と言うこと自体が成立しない。まぁ、作品自体成立しているのかどうか危ういんだが。映像はきれいだった。だがそんなことは金をかければできる。いや、金をかけなくてもきれいな映像作品を作り出す人はいっぱいいると思う。「金を出せばうまいものが食える。重要なのはいかに金を出さずに上手いものを食うか」だ。というか映画の場合、金をかけずに撮った作品が当たり同じ監督で金をかけるととたんにおもしろくなくなるってことが多々ある。やっぱハングリーな方がいいのだろうか。ということでキャシャーンだが金をかけたはいいが、いまいちおいしくないって料理だろうか。うまいという人もいるだろうが、僕はあまりおいしいと思わなかった。さて、内容なんだが色々とやりたいこと、表現したいこと、伝えたいことが監督にはあったんだろうと思われる。だがそれらが多すぎて詰め込みすぎで全部中途半端。結局、生とは死とはぐらいしか伝わらず全体的にどよんと暗いだけの作品になってしまったんじゃないかな。
こういう作品を見るとCGによる映像の進歩ってのは映画にとっての害悪なんじゃないかと思ってしまう。

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