インビジブル

やっぱり忙しかった。しかし忙しいながらも適当にサボりつつ仕事をする。今の職場、恵まれているのは間違いないがそれはそれで色々と大変だぞ、って誰に言ってるんだろうか?
仕事でお使いに行き、原付で走っていると電気やの前に看板が。「2011年には今お使いのテレビが見えなくなります」と書いてあったと思う。たぶん地上デジタルのことを言いたいんだと思う。でもそれなら「2011年には今お使いのテレビでは番組を視聴することができなくなります」ってのが正しいんじゃないかな。いや、3年ほど留学生の日本語をチェックしていたので−自分の文章の下手さはさておき−こういうところに細かくなってしまった。もちろん看板の大きさもあるから長い文章は書けない。しかしテレビが見えなくなるってのはテレビそのものが見えなくなる、つまり透明になるというようなニュアンスじゃないかな。いや、もしかすると僕が知らないだけですでに国家プロジェクトとしてインビジブルTVというものが発動しているのかもしれない。テレビは国民全員の娯楽だ。しかしそのテレビにより人々が堕落した。近年の脅迫犯罪も犯罪の低年齢化もすべてテレビによる悪影響。そこで政府は諸悪の根源であるテレビを見えなくする事を決断した。ただしこの政策によりすべてのテレビが見えなくなるのではない。見えなくならないテレビももちろんある。それこそが新型テレビなんだが、しかしこれがべらぼうに高い。一台、数百、いや一千万円以上。そのため一部の人間にしか見ることができなくなるテレビ。テレビが見えなくなった多くの人々ははたしてどうするのだろうか?このまま黙って政府のいいなりになるのだろうか。そう、ここに2011年テレビ戦争は幕を切って落とされた!
なんか書いていてばかばかしくなってきた。テレビ戦争ってのもベタな、いやそれ以上にそのままなネーミングだし。ほんとセンスないな・・・。あ、原稿書かないと。今週末、予定ないしちょっとがんばってみよう。