そうそう

朝、起きてみると雨。嫌だなと思いつつ朝食をすませ洗面をし着替えて外を見る。雨がやんでいる。この季節、普段は着込んでいるのだが雨となるとカッパを着なくちゃいけないので、ちょっと薄着になる。今日は曇りながらも一日、そこそこ暖かかった。このままだといいのに、って毎日言っているような気がする。
さてさて、何を書こうかと考えつつゲームしていたのだが思い出した。今朝の話なんだが、朝はニュース番組というか情報番組をかけている。基本的には時間をチェックする以外に僕は使わないのだがそれでも話している内容は耳に入ってくる。で、ちょうど東横インのニュースを取り上げていた。VTRが終わって画面が切り替わりスタジオに戻ってきたのだが、キャスターが東横インの支配人は全員女性と言った後のこと。どこかの大学の先生とかいうのがこの話に食いついた。支配人は男ではなれないのかと確認した後、女性支配人というのは賃金を安く上げるためじゃないか、差別じゃないかと発言した。しかしその先生の発言こそが差別じゃないか?この先生は女性=男よりも賃金が安くてすむっていう考え方をもとにして発言している。しかし−世間一般は別として−東横インの男女の給料差があるのかないのかってことは絶対に知らないはずだ。それで思ったのだが、もし今回のようなことがなく、その上で東横インの支配人は女性だけ、その理由は女性の方が隅々まで気配りできるから(この理由はテレビでも言っていた)だったとするとおそらく多くの人が、一人でも多くの女性に働く機会と場所を提供して東横インというのは男女平等のために非常に有効な企業だと評価したはずだ。特に前述の先生なんて間違いなくこう言っただろう。つまり東横インは不正をした→東横インは悪→悪がやっていることやったことは全部、裏があり悪って図式が最近多すぎる気がする。で、それに乗って先生とか識者とかいわれる文化人達が信念もなく適当な意見を垂れ流している。
「女性支配人は賃金を安くするためであり女性差別だ」という意見も、例えば女性差別主義者が言ったのなら−この発言がいいか悪いかは別にして−信念に基づいた発言でありかまわない。信念のある侍が減ったな、日本・・・。