せっかくなので

ジュールで押し通します。ずっとジュールと言い続ければ、いつか世界の方が僕にすり寄って来ると思います。
さて昨夜、テレビを見ているといつの間にか朝まで生テレビが始まった。テーマはライブドア等々について。本当は他のテーマで準備していたらしいが逮捕により急に差し替えたらしい。ただやはり急だったせいか生じゃなくて直前の録画だそうだ。ノーカットとは言っていたがしかし朝まで生テレビではないよな、やっぱ。朝まで半生テレビぐらいでいいんじゃないか?とくだらないことを思いついてしまった。しかし某政党というか民主党は「よく本質を見抜いて騙されませんでしたね、偉いですね」と誰かにいって欲しくてたまらないんだろうな、きっと。誰か言ってあげればいいのに。
それはさておき、今日は四条に遊びに。つらつら遊んでさて帰るかと思い河原町を北上する。ブックファーストを越えてふと横を見るとそこにはスカラ座の入り口が。「全作品500円」と書いた張り紙がある。で、上映作品は「用心棒」「また逢う日まで」「日本の一番長い日」等。それで思い出したんだが、スカラ座は近いうちに閉館するんだった。それに伴い下のブックファーストも閉まる。あそこのブックファースト好きだったんだけどな。話を戻すと、今新聞を見たらスカラ座だけでなく京都宝塚と京極東宝も閉まるようだ。それぞれの上映作品はそれぞれ「太陽がいっぱい」「十戒」「ローマの休日」「戦場にかける橋」「ジョニーは戦争へ行った」「海底軍艦」と往年の名作ばかり(知らないのもあるが、たぶん僕が知らないだけだろう)。ついでにソフトドリンク・フード百円均一ともある。で、どうやら今日で閉まるか明日で閉まるかという感じ。閉まった後はそうなるのかと言うと確かシネコンになるんだったと思う。確かにシネコンは便利だ。一つの映画館でいくつもの映画は見られるし座席と座席の間は広いし前の人の頭は邪魔にならないし音響もいい。でもやっぱり寂しい。スカラ座にしろ京都宝塚にしろ京極東宝にしろ何回も映画を見に行っている。どこの映画館にもいくつもの思い出がある。
今、京都市内には僕が知る限りで三軒のシネコンがある。そのうち一つは四条にある。また近場なら滋賀県の大津には二軒あるしもちろん大阪にもあるだろう。上にも書いたとおりシネコンはいい。でも座席の間が狭くても音響が少々悪くても前の人の頭が邪魔になっても、それでもやっぱり映画館てのは残って欲しい。昔、お菓子を買ってリュックに入れて東映アニメ祭りを見に行った。また、ファーストフード店でハンバーガーを買って食べながら映画を見たこともある。シネコンて持ち込み不可だからこういう楽しみ方ができない。あと、どこにも売っていない映画館のポテトチップス。あれは映画館で食べるからうまいんだろう。ということで散漫な文章になってしまったが、シネコンもいいだろう。ただ所謂、昔ながらの映画館てのもやっぱりいい。というか29年の人生の半分以上はシネコンではなく映画館で映画を見てきたものとしては、時代の流れとはいえ、悲しい。
最後に、京都以外の方は読んでもよくわからなかったかと思います。すいません。でも日記ってそんなもんですよ、きっと。