本屋にて

京都駅にある大きな本屋に行く。目的はもちろん笠井潔著『探偵小説と二〇世紀精神』だ。11月11日発売のはずが気がつくと11月25日発売になっていて結局、発売日には探せなかった。で、なんだかんだで今日になったのだがいざ、本屋に行くと見つからない。ミステリーコーナーにそれらしき本がない。何度か本棚の前を往復して結局、店内にある検索機械を利用することに。「カサイキヨシ」と入れると検索結果の一番上に『探偵小説〜』がある。場所を確認すると国文学評論という棚になっていた。どおりでミステリーコーナーにないはずだ。まぁ、国文学評論か・・・。気分一新、本を探す。しかしこれがいっこうに見つからない。一冊ずつ丁寧に見てもない。しかたがないのでレジに行き、先ほど検索機械でプリントアウトした紙を見せる。するとレジの人は「これは文庫ですか?」と聞く。「いえ新書です」と答えたのだが、実際にはハードカバーですの方がよかったのかな?しかし2400円もする文庫本なんてあるわけないじゃないかとか考えているとどこかに問い合わせてくださったらしく「検索中なので待ってください」と言われる。待っている間、レジに来る人を見る。いや、正確にはレジに来る人が持っている本を見る。まぁ、どんな本を書くかは各自、色々な事情があり都合があるからいいんだけど、見ていてなかなかおもしろい。しばらくするとどこからともなく現れた男性店員が『探偵小説〜』を持ってきてくれた。それを受け取りマンガコーナーに行きデスノートの新刊をあわせて買う。
家に帰りデスノートを読むとどうも話がつながらない。よく考えてみるとどうや8巻の内容をまったく忘れてしまっていたようだ。やっぱり8巻から読み直しかな。しかし久しぶりにミステリー関係の新刊を買ったな。今年はベスト3に参加できるのだろうか?参加するほど読んでない・・・。