流行とはいえ・・・

まずはこの本

いやまあ、確かに31年間優勝してなかったし低迷していたのは事実。しかし別にバレンタインが監督になったからって急に強くなったわけじゃない。数年間、ドラフトで有望な若手を獲得しゆっくりと育成したけっか今年の優勝があるんだ。本の内容は読んでいないがたぶんバレンタインの選手起用法について書いてるんだと思う。でもそれも有望な選手がいて初めて意味があるわけでバレンタインが特別に何をどうにかしたわけではない。130数試合で120数通りのオーダーというがそれも幾人かの選手は−打順が変わることはあるが−固定でバレンタインが見いだしレギュラーに抜擢して大活躍した選手というのはいなかったと思う。西岡にしろ今江にしろ今年別の人が監督だったとしてもレギュラーだったはずだ。そして何よりも投手がよかったからこそ今年の優勝があったのだと思う。投手に関しては先発ローテーションをきっちりと守り打線ほど入れ替えをしなかった。と言うよりもファンの多くがいい加減、勘弁して欲しいと思っても押さえに小林雅を使い続けたあたり決して人材活用術なんて言葉はあてはまらない。まぁ、ここ数年の千葉ロッテというチームが努力した成果が実り大輪を咲かせたときに監督をしていたという運の良さは間違いなく持っていると思う。運てのが一番、重要なファクターだからやっぱりバレンタインという人は名監督なんだろうな。もちろバレンタインは大好きだし契約延長は嬉しい限りだ。
それはそうと四条の名だたる本屋を2軒ほど回ってみたのだがなかった、これ。明日こそ買おう。
って今創元社のホームページにいったら発売日が25日になっていた・・・。どうりでないはずだ。