映画

最近の日課なんだが仕事中に必ず一度は夕刊フジのサイトに行く。で、今日も見ていると超大作映画「仏陀」実現する?日本で製作発表 という記事が。内容を読むとインドのすっごいお金持ちの人が仏陀生誕2550年を記念して多額の私費を投じて作るとか。来年が2550年らしいのでつまり紀元前544年に仏陀が生まれたのか。なるほど〜。まぁ厳密に言うと仏陀がいつ生まれていつ死んだのかなんてことわからない。いくつかの説はあり、有力説もあるが決定はできない。それはさておき、いずれにしても仏陀という映画が撮られるならそれはいいことだし完成したら見に行くと思う。ただ仏陀の生涯を映画化するにしてもそれほど劇的なことはないんだが名。例えば数年前の映画「パッション」はキリストの生涯を描いたものだった。最後はおきまりの磔だった。しかし仏陀の最後は食あたり。ごくごくありきたりの死因だ。それが仏陀の一番いいところだし好きな所なんだがしかし映像化したときにインパクトに欠ける。でもおもしろくしようと思えばいくらでもできるだろうしな。そういえば以前にこんな話を聞いたことがある。ずっと昔に日本で仏陀の生涯が映画化されたそうだ。で、その映画の中でデーバダッタが仏陀の出家する前の奥さんヤショーダラに夜這いをかけるシーンがあったそうだ。もちろん仏伝にはそんな話はない。映画なのでエンターテイメント性を高めるためにおこなわれたのだと思う。しかしこのシーンにとある仏教学者が激怒した。で、この学者と仲の悪い学者が映画なんだからいいじゃないかと言ったとか。もちろん大喧嘩、したとかしないとか。あくまでも映画としておもしろおかしく作るのかそれとも学術的批判にも耐えうるのか。どっちになってもおもしろい作品になることを期待する。公開は2007年だから2年後か。楽しみだな〜。