えーっと

いつも通り仕事を終え、最近では珍しくまっすぐ家に帰る。で、郵便物をチェックすると封書が一通、よく知らないところから届いていた。だいたい中身の想像はついたが開けてみる。予想通り架空請求だった。まぁ、念のためと思い一通り読んでみる。内容は出会い系サイトを利用したのに未払いの金があるから払え。払わないとブラックリスト(のようなもの)に載せるぞってもの。それでいくつか疑問点が。
まずそこのブラックリストに載ると自分だけでなく親兄弟、親類縁者一族郎党、配偶者に子供にまで規制がかかると書いてある。まぁ、100歩譲っていいとしよう。しかし続けて現在配偶者や子供がいない人も将来、結婚して子供ができたらこの対象になると書いてある。あまりにもばかげていて唖然とした。お前はどんだけ大きな力持ってるねん!あと自動車や住宅ロ−ンもくめないとか。じゃあ、例えば僕が一山当てて年収1億になったとしても、国会議員や内閣総理大臣、メジャーリーガーになったとしてもお前のところの力により銀行でもどこでもローンが組めないってのか?まぁ、ここまでも許しておこう。でも次のは本当にびっくりした。年金がもらえなくなると書いてあったのだ。年金は国民の義務であり権利なのに出会い系サイトの架空請求に応じないだけで停止できるってのか?いや、そういった方面のこと詳しくないのでもしかしたら本当に貰えなくなるのかもしれない。しかしそれなら払わない。というか29だがずっと学生やっていたので払っていない。もちろんちゃんと免除の手続きを取ってだ。
そんなことで、封書の差出元をネットで検索したら見事にいろんなところで架空請求として掲載されていた。それでもだまされて払う人がいるんだろうな。だからいつまでたっても架空請求ってなくならないんだろうな。確かに、封筒を開けてどれほど馬鹿なことが書いてあっても一瞬は不安になる。あ、そうそう。もっともばかげていたことを思い出した。架空請求だけに請求額が書かれている。6万いくらかだったとおもうのだがその内訳が5万いくらが請求額で2000円ほどが手数料らしい。この会社はあくまでも代行であり5万を請求しているのは他の会社。ということはつまりこの会社は最大で取り分2000円ということか?請求額の何%かもらうとしても少なすぎる。で、ローンや年金に影響を及ぼすほどのブラックリストに僕と親類縁者、一族郎党を登録するなんてなんて親切な会社なんだ。そんな会社があるなんてまだまだ日本も捨てたもんじゃないな。
おお、なんかけっこう書いたな。日記のネタになっただけでもよしとするか。皆さんもだまされないように気をつけてください。