古本市

古本市に行ってきた。暑い中、屋外で今にも雨?てな天気の中、下鴨神社の参道に古本屋のテントがいっぱい並んでいた。ふらふらと見て回るが暑さにやられて終盤はしんどかった。で、今回こそは買うつもりでいた。文庫で都筑道夫氏の本があれば春に買い逃したのであるだけ買おうと思っていた。で、文庫売り場をくまなく見てみる。しかし暑さのせいかいまいち集中して探せない。結局、一冊も見つけることができず疲れ倍増。しかしそれでもミステリー系はそこそこあった。ただ春ほどではなかったので僕の想像の中の彬さんも寂しそうだった。
おもしろかったのが仏教系の専門書が売っているところで「この棚200円」というのがあった。で、そこを見るとけっこういい本がある。ツレに言うと何冊か取り上げて「200円は安すぎる。たぶん違うだろう」と言う。確かに違う気がするのだが、それでも2冊ほどツレが持って会計をしに行く。するとやはり200円だった。で、ここでツレが他に目をつけていた全8冊のシリーズを手元に寄せてくる。しかし4巻だけはすでに買われていた。だがそれでも7冊購入。合計1400円なんだが、その全集、8冊セットで他の店で8000円で売っていた。200円の方は箱はあまりよくなかったが中の本自体はきれいだった。僕はそこでも欲しいものがなかった。
次は11月だったと思う。今度はどこかのお寺の境内で。その次が春。春は屋内だから来年こそは都筑作品を・・・。