それまでの明日
原りょう氏の14年ぶりの新作。前作『愚か者死すべし』が出たときは、まだ過去の作品を読んでいる途中だったので、発売と同時に購入できなかった。
内容云々はさておき、とにかく沢崎シリーズの新作が読めるということだけで、多くの人が満足しているんじゃないだろうか。僕もそんな中のひとりだけど。
個人的な意見だが、ある程度、有名な作家が久しぶりに新作を出した場合、一番心配なのが登場人物が今までと同じように書かれているか、ということだ。例えば『女王国の城』のときは結構、心配だった。
次回作が14年後でも20年後でもかまわないので、待っています。ただ、少しでも早く出てくれたらいいな、と思わないでもないですが。
- 作者: 原りょう
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: 単行本
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