麻雀放浪記

20台の前半に買っていた、『近代麻雀』か何かで、漫画化されたのは、途中まで読んだ。また映画版も見ている。しかし小説は、読んでいなかった。
映画の印象が強いため、達がいる意味がいまいちわからなかったんだけど、小説を読むことにより、存在意義がよくわかった。
いまや、全自動主流なので積み込みなんてものは、できないが、友人と手積みをしていた時は、何度か積み込みをしたことがある。同色の元禄積みだ。もっとも、さいの目出せるわけもなく、あの積み込みは、どうなったんだろうか。
とにかく男なら、博打打ちなら、麻雀打ちなら、一度は読むべき作品だと思う。映画も漫画もいいけど、やっぱり阿佐田哲也が書いた小説が一番いい。