そして夜は甦る

過去の記事を確認すると、2006年12月26日に、『そして夜は甦る』の感想を書いている。7年前だから、30歳の時か。
内容に関する感想は、過去のものに任せるとして、この作品といえばやはり、両切りのピースだろう。両切りタバコ自体、今はほとんど見かけないじゃないかな。タバコを吸わなくなって、だいぶたつので、よくわからないが。
タバコを吸っていた頃、色々な銘柄を試していた。一箱吸い終わると、次は違うの、その次はまた違うのという風に。有栖川有栖氏の作品に影響を受け、キャビンとキャメルを好んで吸っていた時期もあった。もちろん、両切りのピースも試した。他に両切りでは、ゴールデンバットも吸ったな。そういえば、自分で巻くタバコも両切りだったな。
いろんなタバコを吸ったけど、唯一、両切りのピースだけが、一箱、全部吸えなかった。吸い方が下手くそで、吸口を唾液で濡らしたり、葉っぱが唇や口の中に入ったりしたからもあるんだけど、タールとニコチンの量が、多かったというのが最大の原因だろう。吸えなかった両切りのピースは、友人の某氏にさし上げたのだが、それ以来、両切りのピースを買わなくなった。
あれから10年近くがたっていると思う。沢崎とほぼ同じ年齢になった今なら、上手に吸えるのだろうか。まぁ、咳き込んで気分が悪くなるのが関の山だから、試さないけどね。