疑問
ドラマ「謎解きはディナーのあとで」を見たのだが、一つ疑問が。なお、ネタバレですのでドラマを見ていない人、原作を読んでいない人は気をつけてください。ちなみに、僕は原作を読んでいませんので、あくまでもドラマ批判です。
最後の最後で、家族全員が共犯だったとしたのだが、それならわざわざ、停電中にワインやなんかを回収する必要はないんじゃないだろうか? ワインやなんかを回収したのは、自殺に見せかけるためだ。通常であれば、それらが犯人以外の目に触れると、事情聴取なんかの時に「そういえば…」なんてことになる。しかし、家政婦以外、全員が共犯であれば、荒らしが収まり電気が回復してから、それこそ明け方にでも回収すればいいじゃないか。もちろん、家政婦が死体を発見するまでだが。しかし、これだって家政婦が発見して警察に通報に行っている間に、回収しても十分間に合う。
真夜中に、しかも停電中にリスクを冒す意味が僕にはわからない。このあたり、原作はどうしているのだろうか?
蛇足だが、カラシで泣いたってのは六とんぽくってよかった。
- 作者: 蘇部健一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/01/16
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