現実

昨夜、山形の友人から電話がかかってきた。
その人は、浄土真宗大谷派のお坊さんだ。真宗大谷派はいち早く、救援物資を集め、比較的被害の少なかった山形へと運び、そこから他の被害の大きい被災地へ運搬している。友人もそれにさんかしているそうなのだが、一つ困ったことがあると言う。燃料不足もさることながら、トラックが被災地へ行けないそうだ。なぜ行けないのかというと、途中でパンクするからだ。
津波により、色々なものが流されてきたが、その中に釘が混じっている。そしてトラックがその釘を踏み、パンクしてしまうそうだ。ガソリンや灯油、食料に乾電池なんかももちろん、必要だがパンクを修理する工具や、パンクしにくいタイヤなんてのも、実はとても必要だと言っていた。
大した数ではないけど、この日記を読まれた方、この現実を少しでも多くの方にお伝えいただき、パンク修理道具が−あまり、大量に届いても後々困りそうだが−山形に届きますよう、ご協力ください。