強奪

プロ野球のFA選手の行き先が、ぼちぼち決まり始めてきた。そんな中、ネットの掲示板でよく見かけるのが、「強奪」という言葉だ。
確かに、自分の贔屓のチームの中心選手が、他チームに移籍するのは、喜ぶべきことではない。出来ることなら末永く、贔屓のチームで活躍してほしい、というファンの気持はよくわかる。しかし、選手の気持ちもわからないでもない。基本、単年契約のプロの世界、複数年契約をしたとしても、生涯雇用ではない。また、どう頑張ったところで、現役でいられるのは40代の半ばまでだろう。70歳まで生きるとしても、現役を退いてからの人生が約30年ある。なら、稼げるときに稼ぐ、つまりより多くのお金をくれるところに行くってのは当然だろう。
だから、強奪って言葉はどうなんだろうなと思う。同じようにどうなんだ? と思う言葉に「生え抜き」というのがある。こっちはサッカーでよく使われている印象がある。打のチームは生え抜きばかりだなんていうチームほど、大卒の選手が多かったりする。でも、それって生え抜きなのかな?
ということで、師走ですが今までと変わらずグダグダでいきます。