比喩

民主党総裁選を取り上げた番組で、とある小沢支持の民主党議員が次のような喩えをしていた。
ころころ総理を変えるのはよくないという意見に対して「もし自分の母親が癌だったとたら、治してくれる医者が見つかるまで何度でも主治医を変えるでしょ?」と言っていた。もちろん「だから、日本をよくしている総理が見つかるまでは、たとえ短期間であったとしても総理を変えて何の問題があるんだ」ということが言いたいのだろう。この喩えに何か違和感を感じたので、その理由を考えてみた。
医者の場合、実績というものがある。今までに何人の患者を治してきたとか、世界的権威だとかそういうものがある。しかし、小沢さんにはそれがない。確かに選挙で強いとか政治家としての実績はあるが、総理大臣として国をよくしたという実績はない。だから、この喩えに違和感を感じたんだと思う。
総裁選、小沢さんが勝つと思ってたけど、どうもそうでもないみたいだ。さて、どうなるのか。