誤解

前から一度、書こうと思っていたのだが、ネットで仏教に関する諸々のものを読んでいると、そのほとんどが間違っている。もちろん、間違っていてもまったく問題はない。宗教なのだから、いかに正しいかよりも信仰心の方が重要だ。ただ、問題なのは、仏教の坊主が自分が間違っていることに気づかず、さも、正しいかのように自説を展開していることだ。それでも、昔は、家が寺だということで、仏教学というのを大学で学んだ。しかし、大学がたくさん増えて、誰でもどこでも入れるようになって、仏教を学んでいない坊主が増えた。そういった坊主は、本やなんかから知識を得て仏教を理解する。これはこれで悪くない。ただ、そこで立ち止まることなく、もっと深くまで入って、一からしっかりと仏教の勉強をするべきだ。なぜなら、仏教は現在の日本とはあらゆるものが異なる2500年前のインドで成立した宗教だからだ。ということで、坊主に限らず、仏教が好きだという人にも、基礎から学ぶことをお勧めします。