文章

NHKを見ていると、コピペが流行っているってのをやっていた。レポートなんか8割ぐらいコピペで作っているとか。それ以外にも、いろんなところでネット上の定型文をコピペしているそうな。いや、僕も仕事でよくやるから人のことは言えない。コピペは便利だ。で、その後、ネット上に読書感想文の雛形を公開している人が出てきて、「子供達の貴重な夏休みを読書感想文を書くことで無駄にしたくないから、このようなサイトを作った」というようなことを言っていた。別にそれはそれで全然かまわないし、利用するのも問題ない。ただ、人生では思ったよりも文章を書くことが多い。大学になればレポートがあるし、社会に出てからも企画書やプレゼンの文章を書かなくてはならない。確かに夏休みの読書感想文はめんどくさいかもしれない。でもあれは、文章を書くってことの練習なわけで、練習がまともにできないのに本番でいきなりスーパープレーはできない。夏休みの宿題で一番好きだったのが読書感想文だ。本を読んでその感想を書くってのが楽しかった。だから、他人が書いた読書感想文を利用する気持ちが僕にはわからない。
その後に出てきた、本を読んで書き込み、それをコンピューターに入力するって人にもびっくりした。いや、いいんだけど、僕には信じられない話しだ。
文章は書けないよりも書ける方がいい。どうせ書くならうまい文章、少なくとも読むに堪える文章、がいい。それが人生訓です。
[追記]
当該サイトに行き、感想文を読んでみた。最初の数本しか読んでいないので、的はずれな評価なのかもしれないが、もし僕が教師で生徒がアレを感想文として提出したら、認めないだろう。
会話文主体で、本を読んだ感想はほんの数行。ありゃ、感想文じゃないわ。ただ、会話文に関しても非常に特殊な状況を扱っているため、それも込みで全部、シャレとも考えられる。でも昨日、見たインタビューの感じではシャレではなさそうだったけどな。ご興味のある方はどうぞ。
自由に使える読書感想文は学校提出目的に限り著作権フリーです