テレビっ子

ケーブルテレビネタを二つ。
京都チャンネルをかけると「真夏の怪談」という番組をやっていた。真冬だけど視聴する。ただし他の番組と平行してみていたので最終話以外ちゃんと見ることができなかった。それでその最終話なんだが死んだはずの友人からずっと手紙が届くという話だった。死者が書いた手紙なのに季節の話題からはいるというのはなかなか興味深い。話は進み手紙を受け取っていた人がその友人の死を知る。しかしその後も手紙は届き、ついには携帯電話に死者からメールが入る。さて、この物語の登場人物だが30歳という設定だった。そして死んだ友人の享年は12歳前後。僕が31歳だからだいたい同じような時代を生きてきたと考えていいだろう。高校を卒業するかしないかって時にポケベルが普及し始め、大学の最初の方はまだPHS全盛だった。その後携帯電話が一般に普及したわけだ。死者はいかにして携帯電話の使い方を学んだのだろうか。まぁ、霊を一種の思念と考えれば電話回線に進入して思いを文字にするなんて事も不可能ではない気もする。
もうひとつはいつも土曜の夜に放送している番組。内容はファミコンのゲームをいろんな縛りでプレーして誰が一番早くクリアーできるか競うというもの。それほどゲーム好きじゃないんだがなかなかおもしろい。しっかし、世の中にはいろんなすごい人がいるもんだ。