ちょっとした疑問

まぁ、なんだ。朝はだるいけど終わってしまえばけっこうあっさりしてる月曜日。今している仕事が単純作業なのでいい加減、嫌になってきた。また気分転換しつつやっていこう。
さて、一つ気になることがあるので今日はそれをネタにしてみよう。所謂、悪魔の証明ってやつなんだが、わかりやすくスカイフィッシュを例にしてみる。
スカイフィッシュという未確認の生物が存在するという話題がテレビで取り上げられブームになったのは数年前。その存在を認める人と認めない人がいる。で、この場合、存在しないということを証明するのは非常に困難であるため存在することを主張する側がそれを立証しなくてはならない、というのが悪魔の証明。いや、正確には少し違うようだがここではとりあえずそういうこととしておく。存在の証明はごく簡単でスカイフィッシュを捕まえればいい。まぁ、それはいいんだがここから先が今日の疑問。スカイフィッシュを取り上げた番組でよくあるのがその正体を暴くというもの。で、その正体がハエだったと結論づけた番組があったとしよう。ハエを撮影しよく知られるスカイフィッシュの映像と同じようなものができたとしよう。そしてこの番組は最終的に「スカイフィッシュ=ハエ」であると主張した。これはスカイフィッシュの不在を証明したものであり悪魔の証明から見るとまぁ、不要ではないが必要でもない。
さぁ、そこで気になるのがハエによりスカイフィッシュと同じような映像が撮影できたとしよう。それはいいんだが、では今までテレビで放送されたスカイフィッシュの映像がすべてハエであると言い切れるのだろうか。たまたま一度、同じような映像が撮影できただけかもしれない。そこでおそらくスカイフィッシュ肯定派はたまたまだ、と主張するだろう。否定派はそんなことはないというだろう。この場合、やはりスカイフィッシュ否定派にはすべてがハエであると証明する義務が生じるのだろうか、というのが疑問。つまり本来、証明義務がなかったはずの否定派に証明義務が生じるのだろうかということ。
まぁ、実際の所、義務が生じようが生じまいがそんなことはどうでもいい。単に思いついたので書いてみただけ。まぁ、これが一種の否定派に対する反論方法になるのは事実。ただしあくまでも否定派が不在の証明をしてくれた場合のみ揚げ足をとれるというレベルのもの。ということで、髪を切りに行かないといけないな。