日常

何も起こらないし変化もおきない。同じことの繰り返しで嫌になってしまうような気もするがしかし何気ない日常が一番いい。年寄りくさいかもしれないが日常が一番。ごくごく普通の日常ってものが存在するから非日常的なことに一喜一憂できる。無とものは何もないことを意味するがその無はあるという有が存在して祖の対立項としてしか存在し得ない。それと同じで何の変化もない日常があってこそ変化が起こったときの喜びが倍増する。というわけで久しぶりに日常が戻ってきた。いや、これまでも十分日常だったのだが色々とばたばたしていたのでゆっくりとするのは久しぶり。旅行から帰ってきたときに家はいいなと思うがそれなら旅行に行かなければいい。しかし旅行に行って帰ってくるから家はいいと思えるのだからそれだけでも旅行に行く価値はある。非日常的なことが嫌なんじゃなく非日常があるからこその日常だから楽しい。