予定通り

予定通りに今朝、家を出るまでに台風は通過していた。まぁ、だいぶ北にそれたし京都はそれほど関係なかったようだ。
最近、大規模な自然災害が多い。で、それを取り上げて色々な人が色々言う。でもやっぱり偶然だと思う。もちろん、例えば山を切り崩して家を建てたせいで防げるはずの災害が防げなかったというのはあるだろうし、これは偶然ではない。しかし前記のようなことはあくまでも自然災害ではなく人的災害だ。大規模な台風ってのは偶然起こるわけであって人間が起こしているわけではない。自然災害と人的災害をごっちゃにしてはいけないなんてことを突然、思いついてみた。
占いってやつが好きでネットや新聞、テレビなどの占いをよく見る。で、例えば「今日のあなたは集中力がありません」と書いてあったとする。しかし一日、活動していれば集中力のとぎれるときは必ずくる。で、そんなときに「あ、占いの通りだ」と思うから占いは当たるのである。例えば曲がり角で右に行くか左に行くかという場合、選択肢は二つである。しかしどちらかに行った先にまた曲がり角があり、そのまた次にもありとなると選択肢の数はものすごく多い。それが占いでわかるはずがない、と思う。つまり占いとは弱い人間の心を支えるものであり一種のカウンセリングだ。何かを失敗したら占いのせいにすればいいし失敗しなかったら占いを信じて気をつけたからと思えばいい。
そういう意味で占いってのはやっぱ必要なのかもと思う今日この頃。高い金出してまで占ってもらおうとは思わないけどね。