てにをは

昨日、一人でテレビを見ているたのだが8時から11時ぐらいの間で少なくとも三度、出演者が「てにをはを」間違えていた。と偉そうなことを書いているが僕もよく間違えるし訳がわからなくなることがある。でも極力気をつけている。加えて留学生の書いた文章を添削していたので「てにをは」にはちょっとうるさい。もう一つ付け加えるならサンスクリットという言葉を勉強していた影響もある(なぜサンスクリットが関係あるのかということは今回は割愛する)。とにかくここ数年、すごく「てにをは」が気になる。で、最近テレビでも新聞でも何でもいいんだがマスメディア関係の「てにをは」が崩れているような気がする。
まぁ、言葉っていうのは生き物だから変化するのは当然。「○○なんて言い方はしない」なんてこといっているバカな人が多いが、それなら今、あなた達がしゃべっているのは今の日本語で本当に正しい日本語なら大和言葉を使うべきだ、と何度、心の中で叫んだことか。『古事記』や『日本書紀』を読まず和歌や漢文を作ることのできない人間が「正しい日本語」なんて軽々しくいうべきじゃないと思う。
話がずれたが「てにをは」が少々、間違っていてもいいと思う。ただしそれは個人同士の会話の場合。やはり公の場では間違えない方がいい。特にテレビなんかだと「てにをは」の使い方を間違えるだけでその人のレベルがばれてしまう。で、結局何が言いたいのかというと・・・。つまり言葉は進化する生き物のなんだ。