消滅

週末ということもあり、某回転寿司店で、夕食をとる。
ひと通り食べて、さてどうしようかなと思った時、妻が「ホテとが食べたい」と言った。なんでも、フライドポテトが流れていたそうで、それが美味しそうに見えたとか。早速、タッチパネルを操作して、注文する。揚げるものだから、まぁ、少し時間がかかるだろうと思い、話などをしながら、待つ。
程なくして、ポテト到着を知らせるアラームが鳴った。レーンに目を向ける。
どこにも、ポテトらしきものがない。
音がなってから到着まで、少し間があるのかなと暫し待つ。しかし、いつまでたってもポテトはこない。
結局、ポテトは来ず、そのまま会計をした。



母さん、ぼくのあのポテトどうしたでせうね?
ええ、夏碓氷から霧積へいくみちで、渓谷へ落としたあのポテトですよ。