無茶

ネットをしていると、妻が突然、「ショートショートは書ける?」と聞いてきた。「ああ、うん」と答えると、「じゃあ、断末魔で書いて」と言われる。
さて、と考える。ショートショートといえば、星新一だ。そんな感じでいくなら、断末魔をあげさせる殺し屋が、実は自分の断末魔を聞く羽目になる、という感じか。しかし、うまくまとまらない。じゃあ、違う角度から。断末魔といえば、マンドラゴラ。マンドラゴラといえば、犬。犬が苦手な男がいかにして、マンドラゴラを手に入れるか。猫か猿でも使うか。でもこれって、断末魔というタイトルのショートショートになるだろうか。短いミステリーはどうだろうか。断末魔を聞いたという証言から、犯人だとわかるというようなショートもの。だけど、まとまらない。ああ、そうだ。怪談風にすればどうだろう。心霊スポットにおもしろ半分で肝試しに行った若者が……。
結果、まとまりませんでした。元々が無茶振りなんですよ。でも、明日も考えてみます。