吃驚

仕事帰り、信号待ちで、結婚指輪を確認する。感触がない。信号が代わり走りだすも、すぐにコンビニに寄る。手袋を外し、確認するもやはり結婚指輪がない。
家にいる間は指輪をはずしているのだが、はたして、今朝、結婚指輪をつけたのだろうか。記憶にない。じゃあ、仕事中に外したのだろうか。やはり記憶にない。
自宅に電話して確認するも、指輪はない。ズボンのポケットにもない。こうなると、無意識で仕事中にはずい、忘れてきたとしか考えられない。とりあえず、急ぎ家に帰る。
車に乗り換え、職場に行く覚悟を決め家に入り、妻と話す。その時ふと、左手の薬指を見ると、結婚指輪がはまっていた。そういえば、ずっと右手の薬指ばかりを気にしていた。
という勘違いでした。20代のころ、右手の薬指に指輪をつけていたのだが、それが原因なのだろうか。
とにかく、結婚指輪をなくさなくってよかった。