裾野
NHKで『ONE PIECE』を取り上げていた。一応、全巻読んでいる(妻の実家の物だが)ので、見るとなしに見ていた。
正直に言うと、現時点でもまだ、『ONE PIECE』という作品の面白さがわからない。もちろん、そこら辺にある漫画なんかよりはずっと面白いとは思う。しかし、今までのすべての漫画と比べて、飛び抜けて面白いとは思えない。だから、何億部と売れるのが不思議だった。
僕の子供の頃は、「漫画=悪」だとか「漫画を読むとバカになる」と言われた。そんな中、うちの両親は寛大だったのか、無関心だったのか結構、自由に漫画が読めた。でも、そうでない人も多いだろう。そういった子供たちが大人になり、金銭的にも余裕が出たので、子供時代に読めなかった漫画を読んでいる。つまりは、子供を対象としていた漫画が大人にも受け入れられ、購買層が広がったので、その分、たくさん売れているんじゃないだろうか。
アニメなんかはまだまだ子供の物という意識が強い。これがもう少したって、広く一般に受け入れられるようになると、どうなるんだろうか。
もちろん、ここに書いたことは僕の勝手な妄想です。
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