UMA
2、3日前の話。
その日は妻に予定があり、実家で夕食を食べた。その帰り道、ほとんど人も車も通らない道を通っていた時のこと。原付で走っていた僕に向かって、何かが飛んできた。このままだとぶつかる、と思ったけれどよけることができず、胸のあたりにぶつかった。痛かったものの、僕はそのまま走り続けた。しかしすぐに嫌な考えが浮かんできた。
「もしかすると、先程ぶつかったあれはヤツなんじゃないのか? あの、この季節になると出てくる黒いヤツなんじゃないか」と。
結局、なんだったのかわからないんだが、ふと思った。もしかするとあれはUMAだったんじゃないかと。例えばスカイフィッシュだったとか。
まぁ、本当にそうなら僕の胸が陥没するか、場合によっては貫通しているだろうけど。
- 作者: 株式会社レッカ社,山口敏太郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/05/06
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (5件) を見る