現実

週末、東京に行ってきたのだがそこで思ったこと。
今は、情報化社会でどんな田舎でも最新の情報が手に入る。例えば、「○○というブランドの服が流行っている」としよう。田舎の高校生が、この情報を得たとして、しかし、購入することができなければ、ただの情報だ。「ああ、そういうのが流行っているのか」で終わってしまう。もちろん、ネットで買えないことはない。しかし、バカ高い服を、店舗もないのに無理やり買うようなことはしないだろう。
だが、都会、特に東京では違う。ちょっといけば高級品であってもはやりの服が売っている。となると、やはり欲しくなる。欲しいが高いと、高校生あたりでは簡単には購入できない。
何が言いたいのかというと、ここ十数年で情報の量というものが、格段に増えた。しかし、高校生が年間で得られる収入はさほど変わっていないんじゃないだろうか。と考えると、情報が増え、あれも欲しいこれも欲しいとなっても、実際には買えない。都会の子供達はかわいそうだな。
一定以上の額を自由にできる大人にとっては、ありがたい事だけど。