個人的意見

麻雀放浪記のラストシーン。死んだ出目徳は身ぐるみ剥がされる。どれだけ勝っていようが、死んだら負け。身ぐるみ剥がされても文句は言えない。確かそんな感じのことをドサ健が言っていた。出目徳の死体はドサ健や坊や哲、女衒の達により家へと運ばれ、土手を転げ落とされる。その後、上州虎を加え、四人は再び、麻雀に戻る。
これが全てだと思う。どれほどすごいことをしていたとしても、その途中で死んだら負け。何もしなかったのと同じ。そう思う。だからなのだろうか、坂本龍馬をどうしても評価できないのは。そんなことを考えた火曜日。明日から出張だ。