なるほど、なるほど

NHK星新一の作品を映像化しているので、時間が合えば見ている。で、ひとつ考えた。なんだかわからないけど突然、主客が入れ替わるってのは、かなり不思議感を与えるようだ。前に考えたんだけど、小説という特殊な状況下では、読者は物語の主にしか感情移入ができない。いや、もちろんサイドのキャラが好きだ、っというのはある。でも、サイドのキャラが好きというのは小説を読み進めていくという行為を離れて、であると思う。
とにかく、今まで感情移入していた主が突然、客になる。そうなると読者は一体どうしていいのかわからず、不安になる。そして不思議に思う。まぁ、ミステリーではなかなか使いにくいけどね。