ふと思った

いや〜、世の中なかなか色々と大変。
それはさておき、ちょっと考えた。
時代が進むと特定の人しか知らないことが、一般知識になったりもする。と、何が言いたいのかというと、あるお笑いコンビがいたとしよう。彼らをAと呼ぶ。Aはまだまだ若手。最近、テレビによく出ていて、なかなかおもしろい。
さて、Aを見たある人が「Aの後ろには作家がいるように思える」と言ったとしよう。作家というのもちろん、ネタを書く作家だ。さて、このことは何を意味するのだろうか。結論を先に言うと、何も意味しない。
結局のところ、視聴者にとってAのネタを考えているのが本人であろうと作家であろうとそんなことは視聴者には何の関係もない。視聴者にとって重要なのは、テレビや劇場でAを見たとき、彼らのネタがおもしろいかどうかだけ。極端な言い方をすれば、自分が見ていないときにAがおもしろくなかったとしても、かまわない。自分が見たときにおもしろければそれでいい。若手なのに自分たちでネタを考えないのはよくない、なんてのはどうでもいいこと。視聴者には何の関係もない。いや、極論すれば本人達以外には何の関係もない。
どっちでもいい場合、あまり一般的でない事を言う方が、ちょっと通っぽい。通っぽいというのは他者と明確に差が付くということで、つまりはあらゆる人間が望むところである。本物の通は通同士で見せ合うものだと思う。
しかし、何がきっかけでこんな事考えたんだろうな、自分・・・。