色々と

昨日、TBS「情熱大陸」で祖父江慎氏を特集していた。氏の装幀した本を幾冊か持っているだろうということで見ていたのだが、途中、綾辻さんが出てきた。綾辻さんの新作(もう出てるのかな?)の装幀を祖父江氏がしていて、そのうちあわせ風景が取材されていたのだが、その時の綾辻さんのセリフにちょっと疑問が。
打ち合わせ中の本というのが所謂、ミステリーじゃなくホラー系の作品集だった。で、その本文というか物語の最初なのかな、そこに物語とは関係ないようなイラスト、画面に映っていたのは確かトカゲだったと思う、を入れてみてはどうかと祖父江氏が提案した。それに対して綾辻さんは「ミステリだと関係ないものを途中に入れるとアンフェアだと言われる」(大意)と言われていた。
さてここからが本題。果たして今日、そんなコアなミステリーファンが生き残っているのだろうか。
話は飛ぶが探偵小説研究会のブログで千野帽子氏の「批評のこと」を読んでいて藤岡真氏のホームページに行き、該当日の日記を読む。
あそこまで書かれると逆に『リアル鬼ごっこ』が読みたくなるのは僕だけか?