また寒くなってきた。でも今日は二十四節気の雨水だ。雨水というのは空から降るものが雪から水にかわる、つまり暖かくなってきたということで畑仕事を始める目安になる時期だ、そうだ。wikiで調べた付け焼き刃です。
それはいいとして、ネタがないので少し前に聞いた話。今から10年前、僕が今の大学に入学したとき仏教学科の新入生は180数名だった。4年後、卒業式にいたのは160数名だった。そしてその卒業式から約1ヶ月後、大学院生として臨んだ入学式の時、仏教学科の新入生の人数を聞いて驚いた90数名だったと思う。でもその2年後にはもっと驚いた。30数名だったはずだ。で、ここ数年は職員なので入学者の数を知っている。20人いくかいかないかぐらいだったと思う。もちろん入試の倍率は1倍。ただこれは僕が入学した頃が異常なだけで、今が正常とはいわないが、まぁ、ほぼ妥当なところだろう。ただ史学科だけは違う。今年の入試だと志願者だけで140人ぐらいいたんじゃないだろうか?大学全入時代といわれて久しい今の時代にこれはなかなかすごいんじゃないか。でもなんでうちみたいな大学の史学科が人気なんだ、と疑問に感じていた。だが答えはごく簡単だった。「京都で歴史を学びたい」というのがその理由だそうだ。さすが京の都。そこで一つ提案。僕の記憶が正しければ奈良の某大学に文化財保護科っていうようなものがあったと思う。同じようなものをうちの大学にも作ろう。そうすれば今の倍、学生がとれる。いかがでしょうか?