気になること

雨がなかなか激しく降っている。しかしそんな中、京都駅へ。目的はいくつかあるがそのうち之一つ、法月氏綾辻氏の新刊を買いに。もちろんあっさり入手。しかしレジで1万円渡して5千円札がかえってくるのはやはりちょっとへこむ。だってお金ないんだもん。
さて、ネタもないので今朝、新聞を読んで気になったことでも書こう。うちの新聞はとある地方紙。で、まぁ、威張れる事じゃないがあまり熱心な読者ではない。テレビ欄と夕刊の占いと日曜の本の情報ぐらいは目を通すが他は気が向いたときに気が向くまま読み散らす。で、今日の朝刊の一面になんというのだろうか、ニュースをモチーフにしたコラムというか社説というか、まぁ、そういうのが載っていて何の気無しに読んでみた。内容に関してはどうでもいい。その程度のものだった。で、気になったのは文章の最後の方。「職がなかっても」と書かれていた。これは明らかに「職がなくても」と書くのが正しい。自慢じゃないが、人の書いた文章を校正するのはちょっとうるさい。自分の書く文章はへたくそなくせに他人の文章にはよくけちを付ける。それもこれも留学生の日本語チェックをずっとしていたせいだと思う事にしている。とにかく、上のミスってのは単純に漢字を間違えたとか抜けていたという所謂、誤字脱字とはまったく次元の違う話、だと思う。いや、もちろん「職がなかっても」でも別にかまわない。かまわないんだがこれが書かれているのは新聞だ。新聞てのは明らかに読み手が想定されたものであり書く方はプロである。プロにもミスはあるから単純な誤字脱字なんかはしかたがない。でも今回のは・・・。そういえば夕刊の広告には「半期の1度のチャンス」という文章があった。これも「半期に1度のチャンス」だろうな。ただこのミスはたぶんキーボードの「i」と「o」を押し間違えただけなんじゃないかと思う。隣同士だし。そういえばこの間、どこだったか忘れたんだが確かネットのニュースだったと思うが「一本番」という文章を見た。内容からすると明らかに「一番」だった。これは一体どういうミスなんだろうか?専門用語なんかを出すときに変換しやすい熟語で入力、変換してから一文字消してって事はよくするが「いちばん」なんて簡単に変換できるだろう。ここ最近で一本番、いや、一番気になったミスだと思う。
話はまったく違うんだが『怪盗グリフィン、絶体絶命』と『びっくり館の殺人』を二冊同時に買った人のうちどちらを先に読む人が多いんだろうか?ちょっと気になる。僕はもちろん『怪盗グリフィン』からだが。