進化論

といってもいわゆる進化論ではないので、ご注意ください。
山倉さんの「疲れた、疲れた - ++Diary++ BlueWings in はてな」を受けて昨日、SFについてというのを書いたのだが、まあ、続きというか何と言うか、そんな感じ。
コメントに書かれた山倉さんの意見はなかなか面白い。アルコール度数が軽くなるということは薄まるということでありつまり拡散である。しかしこれは決してマイナス方向の拡散ではない。アルコール度数が高いと飲めない人も多い。それでは困る。だからアルコール度数を下げて多くの人に飲んでもらおう、と考えるのは当たり前である。さてここで問題なのは誰が困るかである。このたとえの場合はもちろん「お酒を扱う商売の人たちが」である。
つまりいかに高い純度を保とうとしてもそこに商業主義が入り込むとどうすることもできない。だが商業主義が入り込まなければそれはそれで問題である。
少々話がずれたのだが何が言いたいのかというとお酒にしろミステリーにしろごく一部の人の楽しみから大衆の楽しみへと進化したということである。この進化が曲者で進化=消滅と僕はとらえている。進化すればするほど物事は簡略化が進み最終的には0になる。なんかタイムゼロ理論みたいだな。
何かいつものことだが考えなしに書くと文章が支離滅裂になるな。再考しないとな・・・。