キャビン

20歳過ぎの頃、江神さんが吸っているという理由で、キャビンを吸っていたのをふと思い出した。
何かのテレビ番組でこの映画のことが取り上げられていたので、借りた。一言感想を言うな、面白かったに尽きる。もしかすると、今年見た中で一番面白かったかも。
これぞ全世界が想像するであろう、アメリカの大学生って奴らが週末にいとこの別荘に行くのだが、行く前に不気味な店の不気味な店主に警告を受ける。その後、いかにもな別荘に付き適当に楽しく過ごすシーンがあって、いよいよ夜となる。もちろん、その先もお約束どおりの展開なのだが、この映画が一味違うのは、仕掛ける側がいるという点。
お約束の展開と、それをひっくり返す怒涛の後半。そしてラストシーン。
この映画は95分しかないのだが、この長さもちょうどいい。これ以上、長いときっと悲惨なことが起こっていただろう。
今まで、面白い推理小説を聞かれたら『星降り山荘の殺人』と答えていたが映画は「キャビン」で決まりだな、というぐらい面白かったです。

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